2011年6月20日月曜日

田代平3(田代平湿原)2011/06/18 Tashirotai Wetlands

 「雛岳・グダリ沼」の観察会が終わってから、ちょうどワタスゲが見られるという田代平湿原にも行ってみました。



ワタスゲ
(ワタスゲの高さで低く構えて撮影)



クリックし+を押せば更に大きくして見られます。


田代平2(グダリ沼)2011/06/18 Gudari Marsh

午後は、グダリ沼に出かけました。



水が下から湧き出ている




水中の緑はバイカモ(梅花藻)、白い梅の花に似た花が咲くそうです。








クリックして拡大すると、対岸中央の木の下にピンクのオオタカネバラの花が4輪見える。
(高冷地や風穴などに見られる花だそうです。グダリ沼は水温がほぼ7℃でこの植物の生育に適しているのでしょう。)


グダリ沼下流方向

クリックすると大きな画像が見られます。
  田代平の芝生の辺りは、昔、牛の放牧地で、長い間牛が草木を食べたためにできたと聞きました。レンゲツツジには花にも葉にも毒があるため、牛は食べなかったので残ったのだということです。

 また、この辺りは大昔は、大きなカルデラ湖であったとのことです



田代平1(雛岳登山口周辺)2011/06/18 Entrance to the trails of Mt.Hina dake

 雛岳のすそ野に広がるブナの二次林やレンゲツツジが見頃を迎えたグダリ沼周辺での自然観察を通して、この地域特有の植生や景観が生じた歴史を人と自然との関わりや地学的な観点を交えながら学び、十和田八幡平国立公園十和田八甲田地域の有する豊かな自然や国立公園に対する国民の理解を一層深めてもらうことを目的とした自然観察会「東八甲田・田代高原ネイチャーウォーク~レンゲツツジを見に行こう~」に参加しました。

 当日参加は20名、2班に分かれて、午前・午後で雛岳とグダリ沼を交互に歩きました。
 自分は2班で、環境省東北地方環境事務所十和田自然保護官事務所の嶋村さんがガイドをしてくださいました。
 

左手前が雛岳、重なるように奥が高田大岳、小岳、大岳、右が赤倉岳?
  
  



エゾハルゼミの抜け殻
(この日、ブナ林の中は、この蝉の鳴き声であふれていた)



ツクバネソウ


ツリガネタケ


アズキナシ ?


マイヅルソウ ?

タニウツギ


キツツキの開けた穴
(この木には小さな穴がたくさん開いていたことから、カミキリムシの幼虫等を捕るためにつついたと思われる)


エゾハルゼミ
コシアブラ


2011年6月9日木曜日

今日のお花 2011/06/09


アンスリウム、アルストロメリア、スカシユリ
タニワタリ、ナルコユリ

虹(にじ)と暈(かさ)

他のブログでコメントに回答するため作成したもの

暈(かさ)
光が、巻層雲などのうすい雲の氷の結晶を通過するときに屈折して見える。太陽の側・まわりに見える。(日暈、月暈、幻日、環天頂アーク)
この雲は、低気圧の温暖前線の前の方にできることが多いそうです。
氷の結晶は六角柱の形をしていて、22°の屈折(内暈)と46°の屈折(外暈)で内側と外側に二つ見えることもある。
画像
2011/06/01 八戸市で撮影

虹(にじ)
太陽の光が空気中の水滴に屈折・反射して見えるもの。太陽を背にして反対側に見える。
虹も水滴内の反射1回の普通の虹と、2回反射の副虹と2本の虹が見えることがあります。
画像
2010/11/20 つがる市で撮影したものです。
主虹と副虹では光の色の並び方が逆になります。

2011年6月8日水曜日

再び出現した日暈(ひがさ)

6月1日に日暈(ひがさ)が見られたが、今日もまた現れた。
2011/06/08 10:40AM 携帯でパノラマ撮影
遠くにうっすらと見えているのは階上岳


「暈」

「水平環」

2011年6月3日金曜日

2011年6月2日木曜日

副虹(ふくこう、ふくにじ) secondary rainbow

 虹といえば、昨秋、つがる市(木造町)で副虹を見た。主虹と副虹の色帯の順が反対になっていることと、虹の左右での空の明るさの違いが印象的。
 確か、それまで晴れていたのに、突然のバケツをひっくり返したように激しい短時間の雨の後、また太陽が出たときに、突然現れたように記憶している。
 2010/11/20 14:42-14:46

主虹と副虹の間の暗さは、「アレキサンダーの暗帯」

日暈(ひがさ) Halo

昨日、昼の時間に八戸の上空に現れた日暈
2011/06/01 12:14-1238